しつこいようですが、昨夜も例のお寿司屋に行って参りました
閉店の20分前でしたので、半額になっているかよりもまだ商品が残っているかの方が心配でしたが、陳列ケースの前にまだ人がいたので、半額狙いだと思われないように、早歩きで移動いたしますと、そこにいたおじさんが何も買わずに立ち去って行きます
やはり品切れか・・と、この寿司メシ気分をどう埋め合わせしようと思いながらも一応陳列ケースを覗いてみますと、なんとふたつ残っているではありませんか!
しかも、ボクのフェイバリットのマグロとイカの2トップがメインの盛り合わせです!!
ウハウハ気分で手に取りますと、何と、定額です
さっきのおじさん、半額じゃなかったから帰ったんだなあ・・てかあと15分で閉店でしょ?
しかも陳列ケースと入り口の照明はもう消されていて、店内の店員さんは、片付けをしながら談笑をされています
レジではときどき見かける店員さんが出納作業をしているようです
買うか買うまいかと迷っている姿をその店員さんにさり気なく見えるようにポジショニングし、彼から「半額にしますよ」というセリフを導き出そうといたしますが、彼は金勘定に忙しいらしくまったくこちらに気づきもしません
軽く咳払いなどしますが効果無し
あまりウロウロしているのも怪しいですし、このままだったら目の前でシャッターが降ろされかねません雰囲気がムンムンでしたので、思い切ってままよ、と、定額商品をカウンターに乗せて、「すいません」と金勘定店員さんに声をかけます
「あ、いらっしゃいませ!ええと・・(値札を見て)850円です!」と彼はシラリと言い放ちます
「何基準ですか?」というセリフを言ってもいいんじゃないか?とボクの中のどこかの部分が叫び、もうちょっと何かが後押しをしてくれたら言えそうだ、というところまでいったのですが、包装をされた商品を前に、ボクは料金を支払うことしか出来ませんでした
これだけ好きで、その相手をふりむかせるための粉をタップリふりかけ、その人もいい顔を見せてくれる時もあるのに、「ウザイんだけど!勘違いしないでくれる?」とズドーン突き放されたような気分です
「何が問題?!ボクの何がいけないの?!」と思わず店員さんに叫びそうになりましたが、彼に叫ぶのはちょっとおかしいのですし、なんだか悲しくなってしまいましたので、その場を立ち去りました
で、そのお寿司
ちょっと塩味がキツかったです
・・なあんちて
ちなみに、ウザイ言われた時の、じゃなくて、850円ですと言い放たれた時の愕然とした表情(再現)
恋愛・・じゃなくて、買い物って難しいものですね