気に入ったものをトコトン食し、着、乗り、住み、愛しますタイプのボクですから案の定なのですが、こと食べ物屋さん関係のものは店員さんとの関係という厄介な問題があります
お気に入りの例のくるくる寿司での折り詰め寿司の購入頻度は週3、4ペースに達しました('10-10/8「ここもまた」、6/25「1260」参照願います)
しかし依然として何基準で決めているのか判別しかねるのです
22時にもう半額の時もあれば、22時50分で定価で売っていることもある
ボクは割りと自意識過剰な人間なので、「あれ?この前は半額だったはずなのになあ・・」と非常に残念に思っても、「まけてください」なんて死んでも言えません
精一杯のポーカーフェイスで、昨日は640円だったお寿司を1280円払って買うのです
それでも最近は要領がつかめて参りまして、閉店間際の半額札が立っているであろう頃に赴き、まずは横目で立っているかどうかを確認、未立でしたらシレっと通り過ぎ(なるべく店員さんの印象に残らないようにするため)、外でタバコを数服し、また店の近くに忍び寄り、札の有無を確認
立っていましたらルンルンで購入し、未立且つ定価でもいいから寿司が喰いてぇ気分の時は、半額を狙っていたのに定価かよヅラをしないように顔面に細心の注意を払い、予算オーバー寿司を購入するのです
それが昨日、まだ22時15分くらい前にたまたまお店の前を通りかかったとき、「ああ、この時間はまだいろいろな商品がまだ残ってるんだなあ」とまだ定価のお寿司たちをちょい見して通り過ぎようといたしますと、最近いつもレジにいる強面だがとても愛想良く非常にはずかしい「いつもありがとうございます!!」と挨拶してくれる店長さんがボクを見て、小声で「半額にしますよ」と仰ったのです
え?・・あ、いやあ、そりゃ、もちろん寄るつもりでしたが、やっぱりボクのことを半額狙いの可哀想な子だと思っていたのだろうか?とちょっと憤慨したのですが、それとは裏腹に、無意識に「わあい!」と言ってしまっていたのです
しかも恐らく満面の輝く笑顔だったに違いない
顔から火が出るという表現は、実に上手く言ったものだなと思いながら、半額の料金を支払いながら、ツンとしました伯爵夫人が公衆の面前でおならをしてしまったくらいレベルの失態だったと鑑み、明日はどんな顔をして彼と会えばいいのだろう、と恋する女子高生の気分もまた何となく分かったような気がしたのでした
だって美味しいのですもの!