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貢也大全


鈴木コウヤの取扱説明書
by koyasuzuki
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あるいは高等な意地悪

九十九さんにお借りした「誇りと復讐」が
下巻に突入いたしました
あるいは高等な意地悪_b0164697_1124228.jpg


読み始めから上巻途中くらいまで進んだころに、
おもしろい旨お礼ともども、九十九さんに伝えますと、
「成りすましトリックは少々強引だったね」と、
ボクがまだ達していない、
しかもこの作品のおそらく最大のキモであるポイントを
あっさり暴露されてしまいました

衝撃の事実に、
「マジすか?まだそこまでいってなかった・・・」
と発しましたところ、九十九さん、
あら?コイツまだ読んでないの?遅!
という表情をされました
(と思われたかどうかは伺っておりません)


ボクは遅読ではないのですが、
同時進行でほかの本と、
海外ドラマ、韓流ドラマも嗜んでおりますので、
なかなか進みが遅い


でも、そこは優しい九十九さん、
「ま、たいしたトリックじゃないし」と
フォローしてくださいましたが
キモをバラされてしまった驚愕の事実は
もちろん覆らず
なんだが残念感が否めないまま
成りすましの瞬間を迎えたのでした・・・



ともあれ、
その衝撃の事実を衝撃抜きに知ったとしても、
それを上回るだけの面白さがある作品だったので、
下巻も楽しんで読み進めていけそうです







ちなみに、
このリークされ運、ボクはかなり高い
以前も「ロスト」のシーズン1を堪能中、
おもしろいけど、あの謎の生物の描写ってどうなの?
みたいな話をブっておりましたところ、
お友達のハヤシケンタロウくんが、
「あの韓国人の奥さん、実は英語ペラペラなんだよ」
とあっさり暴露しやがりました
しかもなんだか得意気ヅラです


サンが英語堪能なのは
ボクの中では、
「24」のキムの女友達のお父さんが、
実は偽者だったレベルの衝撃の事実でしたので、
あまりのショックにそのあと2時間くらい
ケンちゃんを恨んだのでした


「ごめんごめん、コウヤくん知らなかったのかあ!」
(「知りたくなかったんだあ!」とどっちだったか曖昧)
と謝ってくれたケンちゃんでしたが、
その顔は、
まるで、
「ちびまる子ちゃん」の野口さんのようでした
by koyasuzuki | 2009-08-10 01:12 | 読書
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