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貢也大全


鈴木コウヤの取扱説明書
by koyasuzuki
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疑惑

韓国の映画「大胆な家族」を見ました(ビデオで)
北に家族を残してきた韓国のおじいちゃん
余命わずかな彼のため、
南北が統一したという大芝居を打つ家族の話です
非常に可愛い、愛すべき家族愛
ところどころ冗長な部分がありましたが、
とっても好感が持てました

ラストシーンなんて、ハンケチ必須です
疑惑_b0164697_101426.jpg


なにより、このところ、
少なくとも20時間弱の作品を見続けておりましたので、
短時間で終わるのが素晴らしい
あれ?もう終わり?って感じでした
マラソン選手が、毎日の鍛錬の中で走る10キロが
屁でもない、といっている気持ち、
とてもよくわかる気がいたします


ただ、このお話、見る前から、
「なーんか、どこかで聞いたような」臭がプンプン
ふたを開けてみますと、ああやっぱり!
「グッバイ、レーニン!」でした
疑惑_b0164697_10133360.jpg


ドイツ東西統一
東に忠誠を誓っていた母だか祖母のため、
統一していない大芝居を打つ息子だか孫の話なのですが、
ひとつひとつのエピソードがそっくし
見終わった後のハートウォーミング感もそっくし


当然、どちらがパクったのか気になります


勝手な、といいますか、
あくまでもボクの印象でしかありませんが、
韓国の「大胆な家族」がクロだと思ったのですが、
やはり、調べてみますと、
ドイツの「グッバイ、レーニン!」が2003年上映に対し、
「大胆な家族」は2005年・・・

・・・まあ、証拠はありませんが、
限りなくクロに近いグレーです


なあんて話を、
尾山台の美容師チホちゃんに髪を格好良くしてもらいながら
(今回はちょっとアシンメトリー気味風?みたいな感じな仕上り)
しておりますと、チホちゃんが、
「そういうの、あたしもずっと前にも見た気がする」とひと言
「なんか、葉っぱが無くなったとかそういう話じゃなかったかな」
!!!!
チホちゃん!いいこと言った!
「それ、”最後の一葉”だよ、オー・ヘンリーの!」


そう、最後の一葉
純粋に人を愛するが故の、嘘
大変美しい物語です
これは古今東西どこにでもある普遍的なテーマです
今回登場したふたつの作品は、
そこに「東西」とか「南北」とかの調味料を加えた、
立派なオマージュだったのです


パクリだ何だと大仰に騒ぎ立てた自分が、
とても些少に思えて情けないです
しかも単なるイメージで一方的に韓国をクロ扱い
本当にすみませんでした







ちなみに、
おじいちゃんの韓国での奥さん役のキム・スミさん
素晴らしいコメディエンヌで、ほか作品でも大活躍なのですが、
どうしてもお顔のお造り具合に目を奪われてしまいます
最近ではもう、
ミッキー・ロークとか弘田ミコたんにもひけをとらないレベルです
疑惑_b0164697_10251973.jpg

ね♪
(はじめに掲載したものがあまりに衝撃的すぎてすぐに差替)



・・・あ!
また勝手な先入観で、
彼女があたかもお造りしているかのような
発言をしてしまいました
いくら韓国の女優さんとはいえ、真贋は・・・はい、闇の中です
by koyasuzuki | 2009-06-21 10:15 | 韓流
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