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<   2011年 03月 ( 13 )   > この月の画像一覧

悪夢、ですよね?

下川裕治さんの「5万4千円でアジア大横断」を読みました
「12万円で世界を歩く」を著した作家のバックパッカーものなのですが、文字通り、5万4千円でアジアを横断するお話です


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ご承知の通り、いくら日本が円高だからといって、たったの5万4千円で日本橋からトルコまで行けるかよ!と、眉唾だったのですが、ホントに横断してました



ただし、全行程をバスで、です



アジアハイウェイという国連事業があってその1号線は日本からイスタンブールまで続いているのだそうですが、その行程をバスで踏破するのです



日本から韓国、中国に至るまでの路線は、それでもお、「あら?ちょっと行ってもいいんじゃない?安いし」などと高をくくって読んでいたのですが、上海をこえてからちょっと様子が違ってきました
「絶対こんなバス乗りたくない」と断言できる旅模様です




どんどんそのクオリティが下がって行き、且つ、当初の目的である1号線を踏破するという目的すら達成できないくらい乗り継ぎが無かったり、お国の事情で入国できなかったり、日本と当地のサービスの違いに手こずったり、ホントに今までボクが経験した旅がいかに恵まれていたかを痛感できる、ヒドい旅模様が克明に記されていて、非常に楽しめ、また通過した国々の世相やそれぞれの国の人の人となりもよくわかり、とても勉強になりました



「イスタンブールに到着した時、日本橋からの距離は17,020キロで、掛かった日数は27日、バス代の総額は5万4千円であった」とアジアハイウェイの最終地で締めくくっていたのですが、よくよく読んでみますと、車中15泊・・!!



きちんと横になって寝られたのは、12日だけってことです
しかも、きちんとレストランらしきところで食事も取れず、各地の名所を見られるでも無く、バス乗り場の売店で水とパンを買って車中で食べて、ひたすら寝る、みたいな行程を27日



てか・・いったい何のために・・?





旅模様を楽しく読み進めてあっという間に読破してしまいましたので、肝心の、何でそんな貧乏旅行を作者は進めていたのかを失念しておりましたが、始めのページを改めて洗ってみますと、「とある通信社の正月用の企画でテーマは”夢”」と記載されております



誰がこの肉体どころか精神的にもキツイであろうこの旅行記に”夢”を感じるのだろうか?と思ったのですが、もしかしたらそんな奇特な人が世の中にはいるのかもしれないし、事実ボクは、この作者下川さんの作品を、きっと「お?!12万で世界一周?」みたいな貧乏根性で何冊も入手してしまっておりますから、十分需要があることなんでしょう





とはいえ、シャワーすら充分に浴びることの出来ない旅は、マジ願い下げだわと心から思い、「ロンドン、パリ、ローマに1ヶ月、名所を見て美味しいものを食べてそこそこのホテルに泊まったの」みたいな旅が理想だよね、なんて夢想しつつ、「北京から広州までと、ビルマからバンコク、テヘランからイスタンブールだったら、ちょっと使えそう・・」と推し量ってみたのでした





その前に貯金、だにゃ・・
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by koyasuzuki | 2011-03-30 10:30 | 読書

尽かせません

汚部屋と化しておりました拙宅の書斎兼キッチン兼ダイニングルーム兼トレーニングルームを、一念発起して片付けました
何ヶ月ぶりかで掃除機なんぞかけたりして、スゲー奇麗になったじゃあん♪とホクホクしながら、書庫(自作)に飾ってあった置物類を並べておりましたところ、10年くらい前にタイに遊びに行った時に購入いたしました、左前足が電池で動く金色の招き猫(日本製)を落としてしまいました



「うぅわッやべッ!」と思わず声を荒げて慌てて拾い上げましたが、先きほどまでウインウインと動いておりました左前足はピクリともいたしません


も・もしかしたら、もう電池の替え時だったかも・・と強引に自分を持ち上げて電池を交換してみましたが、効果無し



元来ボクはそんなに信心深い人間ではなく、例えば初詣には行くがおみくじやお守りは購入しないタイプ
でも、ツキとか運とか縁みたいなモノは割りと気にしますので、お札とかお守りだとか、いただいたものを何年経っても捨てられず、また適切に処理も出来ず、未だ高校の時くらいからのモノを持ち続けていたりするのです




そんな中、この招き猫ちゃんは、もう何年も左手・・じゃなくて左前足をウインウイン動かし続けて、ボクの財政運を見守ってくれていました
それが故障・・



もちろん、そもそも招き猫が電池でカタカタ動くものではないですから、静止したままの状態で飾っておいたとしても効力が減る訳ではないとは頭ではわかっているのですが、何だか、非常に、・・いやあな予感がします



もちろん、そんなに豊かな懐具合じゃあありませんが、だからこそこれ以上金運が下がってしまうのは、是が非にも避けたい




取り敢えずは、動きはしないがそれでもピカピカ金色に光り輝くこの招き猫ちゃんを飾り続けて、著しく懐事情に異変が起きた時に、今後の対策を講じたいと思い、招き猫ちゃんをパシャリしましょうとアイフォーンを構えますと、カッックンと左手、じゃなくて左前足を動かしたのです!



「おおおおお!!!」と叫びかけましたが、それ以上は動く気配もなく、ファインダー越しでしたから見間違えたかな?と思ったのですが、いや、きっと招き猫ちゃんが、「ワタシ電池なんて無くったって効力アリアリよ」という意思表示をしてくれた気がいたします







と、いうことにいたします






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これからも4649!
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by koyasuzuki | 2011-03-27 10:45 | 日記

・・・確かに

先日、作曲家のお友だちヨシさんと飲んでおりましたとき、地震で拙宅の1階の本棚(自作)が全壊をしたという話をして、その現場の写真をお見せしました

「うわスゴいねえ」と言った彼は、その写真の表示されているボクのアイフォーンを手に取り、画面をスイーっと広げて写真を拡大し、「すごい本の量だねえ」と言いました
「そうなんだよ、捨てられないんだよねえ、中二時代とか」と返答しますと、「白鳥麗子だ!懐かしいねえ」と言って、シゲシゲ写真を眺めます


と、画面をシュッシュッとめくり始め、ほか保存写真を見始めました


「ちょっと図々しいんじゃないですか?」と申し上げますのも、たかが写真で何ケチ臭いこと言ってんの?と思われるのもイヤなので、人には見せられない恥ずかしい写真が紛れ込んでいないかヒヤヒヤしながら様子を見てますと、「何コレ?この柄本さん?」「あ、カレンダー・・自分で作ったの」「誰これ?」「あ、この前の芝居で共演したモデルさん」「へえ奇麗だねえ」「披露宴したんだ、大阪で」「これどこ?」「・・・」根掘り葉掘りだが、まったくボクに興味があるのではない模様

・・・ミズハ('10-4/17「危険危険!」参照願います)的人間です



そろそろヤバいものが出てきそうで、いても立ってもいられなくなり、ほかに面白い写真を探す体でアイフォーンを奪い返しますと、彼は、「てか、自分の写真ばっかりだね」と言い放ちました



「え?・・ああ・・う、うん、貢也大全で使うからね」と返答しましたが、何だかスゴい自分好きで、且つほかにパシャリする相方がいない寂しい人間だと思われたようで、とても恥ずかしい気分になったのでしたが、


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・・確かにそのように見えます




てか、ほかに撮るもの無ぇだろう?!と後から思って反論しときゃよかった!と地団駄を踏んだのですが、もしかしたら、ほかの人の携帯に保存されている写真って、全然違うのかしら?
今度機会があったら、こっそり覗き見たいと思います





ちなみに、行方不明だったミズハ、消息がつかめました
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by koyasuzuki | 2011-03-25 11:53 | 日記

ほしいの

前々回世田谷は尾山台にありますオシャレ美容室に、オシャレにしてもらうために行きました折、同伴いたしました35歳を過ぎて男らしいお肉がつき始めてしまったお友だちのドラマー山ちゃんが、「昔のシュッとした体型に戻るため自転車を買うんだ」と言い出しました

ちょうど1年くらい前に、「昔のシュッとした体型に戻るためマラソンをするんだ」と言っていたことを鮮明に憶えておりましたので、「今から買ってくる」と言い残しオシャレ美容室を後にしました時には、オシャレ美容室オーナーのチホちゃんと、「100%買わないね」と話しておったのですが、ホントに買いやがりました



偶然、目黒駅近くの駐輪場で会った時に、その自転車に乗らせてもらい、その姿をボクのアイフォーンでパシャリしてもらいました




さすがカメラ小僧(厳密にはオヤジ)でもあります山ちゃん、ワンテイクで、

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こんなに奇麗にな仕上がり!
「すごいね!」と褒めますと、「動きに合わせてカメラを動かして撮るんだよ」的なことを説明してくれたのですが、よくわかりませんでした



乗り心地のよさに、ボクも自転車が欲しくなり、「いくらした?」と伺いますと、「何だかんだで9万円くらいかなあ・・安い方だよ」と言い放ちました



出かける時にはこの自転車を利用してワークアウトを兼ねるそうなのですが、「雨の日には汚れるから乗らないんだ」のだそう
・・シュッとした体型への道のりは遠いとみて、飽きた頃に廉価で譲り受けようと目論んだのでした
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by koyasuzuki | 2011-03-24 09:22 | 日記

リアルコーラスライン

とある舞台のオーディションを受けてまいりました

プロフィールを送付して書類審査に受かった第2次選考だったのですが、送付されてきた概要には、「①11〜13:30個人実技、②14〜17:30 ①の選考合格者のみグループワーク・発表」とあります

・・ということは、個人実技次第では、遅くとも13時過ぎには暇になってしまうということ
おととい、お昼すぎから開始しますテニスに誘われておりましたので、受かりたいのは山々ですが、もし選考から漏れたとしてもテニスができるなと目論み、メンバーには「ボクが参加してたら落ちてるってことだから、その話題には触れないでね!」なんて下準備もしておいたのですが、朝起きてみますと、・・スゲー雨


こりゃテニスは中止です
落選した悔しさをぶつけることができないなあと思いかけ、いやいや、なに後ろ向きなことを考えているだ!と猛省します
ドゥマイベストです




受付を済ませてさっそく①が始まりますが、どうやらすごく押している模様
11時に入ったのですが、ボクの順番が回ってきたのは、12時を過ぎてからでした


与えられたセリフをほかの受験者10数名の前で発表し、ボクの回の審査が終わりまして、さあ、結果はどうなったのかとドキドキしておりますと、制作の方が、「16時に発表いたしますので戻ってきてください」とアナウンスします


・・受験者すべての合否を、皆集めて発表するということです



朝受付時に提出したオーディションシートの「好きな映画」の項目には、迷わず「コーラスライン」とでっかく記載したのですが、まさにホントのコーラスライン状態です



一度帰宅して、戻ってくるには中途半端でしたので、近くの中華料理屋さんでチャーハンと餃子を喰いまして、歩いて15分はあるファミレスで2時間半を潰すことにいたします



鞄に入っていた「5万4千円でアジア横断」は15分で読み終わってしまったので、タバコ臭いファミレスの喫煙席で、携帯に入っている英単語ゲームをピコピコして時間を過ごしますが、これからのことを考えますと、落ち着いてなんかいられません

てか、これで落選したら、ホントどうしよう・・てかスゴスゴ帰るんだ・・いやせめて、電話連絡にしてくれたりしたらいいのにい・・てか面倒くさいだろうな向こうとしては・・なぞと、てかてか考えておっても中々時間が過ぎて行きません




お代わりし続けたコーヒーと、灰皿に溜まりに溜まったタバコの吸い殻のおかげで、すんごく気分が悪くなってきましたので、まだ45分あり、しかも雨が降っておりましたが、会場の周りをブラブラ散策して16時に到着しました




会場のビルの2階にあります、満杯で入れなかったオーディション待合室の前のソファで待っておりますと、「1階に合格者を張り出しましたので確認して合格者はまた待合室に戻ってきてください」とのアナウンスが入りました


運命の時です




また戻ってこられるように荷物を置いて行こうかと思ったのですが、もし落ちていたら・・と考えますとワナワナしてきてしまったので、後ろ向きだけどまあいいや、全荷物を持って掲示板を見に行きますと・・「スズキコウヤ」、ありました


「いやっほうい!!」と心の中で叫びましたが、これ、「コーラスライン」パターンだとまずいケースです
確認のために、そこにいた制作の女性に、「合格した方が記載されているんですよね」と伺います
すっごく怪訝な表情をした彼女は、それでも親切に、「そうですよ」と返答くださいました




心から「ああ、よかった」と思い待合室に戻る階段を上っておりますと、落選した人々とすれ違います
どんな顔をしたらいいのかわからなくて、ただ俯いてポーカーフェイスを貫いたのですが、きっと、

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こんな顔をしていたに違いない




グッと人数が減った待合室に残った人々は、一様に安堵と誇りに満ちた表情を一瞬見せておりましたが、次に行われる課題のプリントが配られますと一変、またファイターの顔になりました
渡されたテキストを3人一組で演じるのです





12、3組いたでしょうか、30分くらいの練習の後、1番の組から演じ、終わったら部屋を退出して行きます
ボクの組は最後から2番目です
部屋に40人弱いたライバルたちはあっという間にボクの相方の2名と、最終組の3人
そこに達するまで、同じテキストを様々な解釈で演じられているのを目の当たりにして、ああ、始めに終わらせたかった・・と心から思ったのですが、こればっかりは仕方ありません



ドキドキも通りこして何だかちょっと待ちくたびれて、どんな風に演じようかというプランも忘れてしまっていましたが、まあ、色々考えてもしょうがないですから、取り敢えず後悔しないように頑張ろう!と思って取り組みました



まあ、スンゴイ満足と言う訳にはいきませんでしたが、コレがボクの実力ですから、あとは結果を粛々と待つことにいたします








ちなみに、今度の合否は、電話で来るそうです





ちなみにちなみに、今思い出しましたが、餃子を喰った後歯磨きせずにグループワークに参加してしまいました
ご一緒くださった共演者のかた、臭かったかと存じます
ここにお詫びをば、申し上げます
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by koyasuzuki | 2011-03-22 21:52 | お仕事

言葉って難しい

いつもボクのことをオシャレにしてくれている世田谷は尾山台にありますオシャレ美容室のオーナーのチホちゃん、14日ホワイトデイに、消防士の彼と披露宴を開く予定でした
ボクが司会を頼まれていたのですが、かようなことで非常に残念なことに中止になってしまいました



当日、彼女に電話しましたのですが、あまりの状況の重なり具合に、何と言って差し上げたらいいのか、言葉が見つかりません



前日にお友だちの活動休止中女優ウッチーと妹その①とでオシャレ美容室に訪れて、大役に備えようとした時、チホちゃんの顔にカサブタがあったので、「ど・どうしたのそれ?!」と聞きましたところ、「ちょっとヤケドしちゃって・・もう!明日なのにい・・」と言っていたので、「まあ、傷を直してまた落ち着いたらに、ね」的なお為ごかしを申し上げたのですが、「それお母さんにも言われたよ、あはは!」と実に気丈に振る舞ってくれました
ああ、本当はボクが気の利いた言葉をかけてあげなければいけないのに、逆に気を使わせてしまったなあと、非常に反省し、チホちゃんの優しさにありがたく思いました


今回もこんなにオシャレにしてもらいました

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ウッチーも前髪が出来た!と非常に感激しておりました



旦那さんも来賓のゲストも消防士さんで、そんな訳で非常に忙しくなってしまいましたから、次の予定はなかなか決められないでしょうし、また、現地で被災されて、未だ行方がわからない方がいて、避難所で不自由な生活を強いられている多くの方がたのことを思いますと、本当に、何ともいいがたい複雑な心境になるのですが、ぜひせめて本番では精一杯司会を務めたいと心の中で誓ったのでした





被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます
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by koyasuzuki | 2011-03-20 10:20 | 日記

風ニハマケタ

帰宅途中、近所の例のトンカツ屋さんでお弁当を買いましょうと、愛車ボルティちゃんをビルの横に駐車しようとしたところ、午前中からの強風に、止めてあったチャリと原動機付きのチャリはおしなべて倒されておりました
すごい有様に、いやあな予感はしたのですが、このコは大丈夫とタカをくくってスタンドを立てて、地下にありますお店に赴きました

揚げ時間10分を、「5万4千円でアジア大横断」を読みながら待ち(ラオスに到着したところを読み進み中)、大好きな「はぎ(一口ヒレカツ+海老フライ+イカフライ)」を腕にぶら下げルンルンでおりました場所に戻りますと、ボルティちゃんは、ドミノ倒しの駒の一部のように見事にほかのチャリ類たちとまったく同じ角度で倒れていたのです
アーンドよく見ますと右のミラーがガッコン壊れて、車道の隅に無惨に転がっています




しかもガードレールに寄りかかるような形でちょっと情けなく見えます
ボクも情けない男だと思われるとイヤなので、そっこう彼を抱きかかえて去ろうといたしましたが、思いのほか重くてスゴい四苦八苦


横にいた交通整理のガードマンさんが、見かねて助けに行くべきだろうかという表情をしているのがチラリ目に入り、ますます焦りましたがそこはホレ役者的なことをしてますから、ポーカーフェイスをキープしつつ、足をガードレールに引っ掛けて立ち上げることに成功、・・したところ、今度は足がガードレールに引っかかって抜けません





ザ・往生です




件のガードマンさんが、「だ・大丈夫ですか?!」と救助に駆けつけてくださいました
「だ・大丈夫・・じゃ・・ないです」
「どうしましょう?」
「す・すいません、あの、コイツちょっと押さえててもらっていいですか?」とバイクを支えていただいている間、足を抜き、何とか体勢を整えます
「ありがとうございました!」と申し上げますと、ガードマンさん、ボクの表情から何かを慮ったのでしょうか、「風がねえ・・」と話題を若干ずらしてくださったのです
ありがたい配慮に「すごいですねえ、風」と返答し、その場を立ち去ることが出来ました
本当にありがたいことです



きっと彼がボクのように無神経な人間でしたら、「あはは!足抜けなくなっちゃったんですね!助けてあげますよ!」なぞと言い放ち、当事者を更に辱めたに違いない




マジ大げさじゃなく、ボクが女子でしたら、彼のような人と結婚したいと心から思ったのでした
本当世の中には素晴らしい人がたくさんいらっしゃるなあと感動しつつ帰宅し、弁当を広げますと、サービスで付いていたシジミ汁が容器からすべてこぼれ、弁当箱をしんなりさせていたのでした・・


でも、お弁当は美味しくいただきました
本当、幸せなことです










現場ではかようなことで余裕がありませんでしたので、帰宅後にパシャリ

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ボルティちゃん、「ごめーん・・負けちったよ・・」と言っているようです
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by koyasuzuki | 2011-03-18 13:30 | 日記

ほのぼの歯医者

今まで経験がなかったレベルの余震が続いております中、これまた想定外の経験をさせてくれる歯医者さんに、本日も(懲りずに)行って参りました


だいたい気になる場所の治療は終わりかけているのですが、「最近右の上の奥歯にとてもモノが挟まって気になるんですけど」と申し上げますと、そこを診療した先生が、「あはッ!すんごい虫歯!!」と笑ったのです


「ええ?!そんな?!あははは!」
「こりゃ挟まるはずですよ、あはは」と早速治療を始めてくださったのですが、ふとさっきの先生のリアクションが気になり、もしかしたら・・と、数ヶ月前からチェック済みの、前歯の後ろの虫歯を指し、虫歯には気がついていない体で、「ここにもすんごいモノが挟まるんですよねえ」と申し上げますと、先生は「うわあ!すごい!完全に虫歯ですよ!!」と驚愕の一言を・・
周りの看護婦さんも「うふふふ」って笑ってます



いえ、厳密には驚愕を通り越した感情なのですが、ことばが見つかりませんので仮に驚愕としておきますが、とにかく、声に出して「ぎゃふん」と言ってしまいそうになりました




「それじゃあこっちは来週すぐ治療しましょう」との実に前向きな診療態度と、確かに治療は早いのですが、なにか非常に大事なモノがこの人には欠けているのでは・・?という疑問は否めません



けど、ココまで来たら、何だか、最後まで見届けたい、みたいな気分がボクを通わせ続けているのでしょうか、来週の予約をまた取ってしまったのでした・・





ちなみに、

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この裏側が患部です
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by koyasuzuki | 2011-03-16 17:17 | 日記

-

時間が経つほどに、いかに大きな害をもたらしたかということがわかってきました今回の地震、未だご家族と連絡の取れない東北出身の友人がいて、何と酷いことになっているのかを更に実感しているのですが、本当に幸いなことに、ボクは無事でした

連絡をくださった皆さま、本当にありがとうございました




あの時間ボクは、ちょうど就寝していてスゴい揺れと階下でのスゴい物音で起こされました


降りてみますと、本棚(自作)が全壊して部屋一面本だらけになっておりました

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刻一刻と新たな報道映像が配信されて、こんなゴミ屋敷のようなこととは比べる事なんてできない惨状を目にし、あらためて被害の大きさを痛感しております



被災地の方がたの無事と、友人が一刻でも早くご家族との連絡が取れますことを祈っております
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by koyasuzuki | 2011-03-13 06:08

おとぼけシラリズム

咳は治まったものの、未だまるで脳みそのような鼻水が出続けております不完全状態でありましたが、すんごく楽しみにしておりましたイデビアンクルーの公演「アレルギー」を観に行って参りました

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このダンスカンパニーは、井手茂太さんの主催する世界的にも有名なコンテンポラリーダンスを披露する団体なのですが、何年か前にテレビで劇場中継されたものを偶然拝見致しまして、そのユーモラスな動きはもちろん、とても芝居的なコメディ要素が満載、且つ昭和臭がムンムンという、ボクにとってド真ん中な作品で、すぐさま、ああ、ダンスはできないけど出演したい!!と思った程だったのです


残念なことに活動休止をしておったのですが、嬉しいことにこのたび華々しく復活したのです



こりゃ多少体調が悪くとも見逃せません




チケットを取ってくれたお友だちキャリーと新国立劇場で落ち合いまして会場に入りますと、スクエアな舞台に畳が敷き詰められて周りに竹が立っている純和風な空間が待ち受けておりました
・・アガります




集まっているお客さまは、私ダンスしてます的な人種が多く占めておりそれもまたアゲ



キャリーが取ってくれた席は前から7、8列目のド真ん中で絶好のビューポイントで、更にアゲアゲです




間もなく開演の頃、注意事項を劇場付きの女性が歩きながら自声でアナウンスしている内容をちょっと違和感を感じつつ聞いておりますと、上演時間は1時間10分とのこと
普通の芝居は少なくとも90分はありますから、「ちょっと短くない?これでこのチケットの値段だと、彼らの時給は5000円ってこと?」と小声でキャリーに申しますと、彼は「ダンス公演ってそういうものだよ」と実に通な答えが
キャリーは熊川哲也を観に北海道まで遠征をするほどのダンスフリークで、自身もバレエを習っているのですが、そんな彼にそう返答されても、ボクは心の中で「随分いいコスパね」とイヤミを言っておりました




ボクたちのすぐ前の席には5人のオバサマたちが並んでおりまして、パンフレットを見ながら、「この井手・・シゲタ?さんていうのかしら演出の」「そう、シゲタさん、ご自分でも踊るんですって」「あらすごい」みたいな会話を割りと大声で繰り広げております
「シゲヒロですけど」と心の中で突っ込みながら、その奔放な会話っぷりに公演中にも喋りそうだなコイツら・・と嫌あな予感が致します



思えば前回この劇場に訪れました時、ちょっとビックリ体験をしたのですが、どうやらその再現とあいなりそうな雰囲気ムンムンです





しばらくパンフレットを見ていた「そう、シゲタさん」と断言したオバサマが、「あらやだ、あははは」井手さんの名前がアルファベット表記されている箇所を指差し、「ご免なさい、シゲヒロさんですって、シゲタじゃなくて、あはは」と笑っております
周りのオバサマたちは、あまりにそこには興味が無い模様で「あらそう」的な相づちをうっております
ちょうど横に座った、彼女たちとどういう関係だか計りかねる若い男性が、ひとりのオバサマに「お誕生日おめでとうございます」とプレゼントを渡します
「あらあ、いやだあ、ありがとう」
「ちょうど実家に帰っていたのでお土産を・・」
「若い子に貰えるだけでオバサン嬉しいわ、うふふふ」
「あら、いいわねえ、あははは」





ああ、この人たちの会話をずっと聞いていたい、と思い始めてしまったその時に、ドーンッ!!という感じで幕が切って落とされました



マドンナのライブのオープニングのようなゲイゲイしいムードのナンバーから一転、和な素地に、カラフルな色彩な衣装を纏ったダンサーたちが鮮やかに登場し、踊り始めます
しかもその華やかさは、どこか褪せた感じ・・そう、昭和チックなのです
中には和装の女性もいて、その昭和臭さに花を添えています
その昭和っぽい空気の中、言葉の無いドラマが繰り広げられていきます







始めは、井手さん登場に合わせて「ほら、出てきたイデさんよ」とペチャクチャ喋っていたオバサマたちも、舞台に没頭していき、無言になって・・というより、ボクが没頭してオバサマたちのことが一切に気にならなくなっていました





ダンス公演ですから、そこに敷かれているストーリーらしきものは、自分が勝手に想像すればいいことなのですが、イデビアンクルーのそれにはもっと明確な演劇的な手法が散りばめられていて、なかなかボクを自由にしてくれません
いわゆる異化効果が随所に見られて、本当に面白い



いやコレ、本当に出たいわあ・・・と涎を流しながら観ておりますと、あっという間に70分が経っておりました






しかし2時間分くらいは堪能致しましたくらいこちらも疲労困憊しておりまして、リアル2時間もコレを見せられた日にゃ、お金あげますからもう終わりにしてください、と申し上げたいと思ったかもしれないくらい、十二分に楽しませていただけました舞台だったのでした



エクセレント!









いやはや、終わってみて冷静に振り返ってみますと、芝居的な要素は満載ですが、演じておりますのはやっぱりダンサーさんたちであって、ボクには絶対出来ない、椅子に座って両足を顔の前に持ってきて足の甲を曲げて伸ばして(要は前屈のままお尻を起点に起き上がっている姿勢)・・なあんてことをシラリとやってのけられるわけなのです
絶対無理です
ホント、身の程知らずでした・・って感じです








でも・・・もしもオーディションがあったら、こっそり受けてみようと実は思っております
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by koyasuzuki | 2011-03-10 10:30 | 舞台/ライブ