さて、12月に出演します舞台「マイサンシャイン」の稽古が、絶好調(目指して)進行中で、本番までいよいよひと月になりました
まだまだ大変な事だらけで四苦八苦しておりますが、かなり趣のあるものが出来上がりそうです
お時間ありましたら、ぜひぜひお越しいただきたく存じます
さてさてそんな中、稽古二日目くらいから痛んでおりました左胸が、我慢できなくい痛くなり、朝起き上がるのがキツいレベルになってしまいました
物知りでボクのことをポリアンナ症候群と断じたキヨミさんに相談しましたところ、「それ気胸じゃない?コウヤまさに気胸を患う人の体型をしてるよ」とよく通る良い声で言いました
気胸・・聞いた事ありますが、よくわかりません
さっそくググってみましたところ、
気胸(ききょう、Pneumothorax)とは、胸腔内で気体が肺を圧迫し、肺が外気を取り込めなくなった状態である。
とあります
・・まだちょっとよくわかりませんでしたので、先を読み進めてみますと・・
自然気胸は、背が高く痩せ型の若い男性に起こりやすい傾向にある。原因ははっきりとは判っておらず、それ故に自然気胸と呼ばれる。喫煙や運動、猫背などの姿勢、気圧変化 (夏よりも秋から冬にかけての発症が多い)などによって肺に強い負担がかかったため、成長期の骨の急成長に肺の成長が間に合わずに肺が引き伸ばされてし まったため、心的ストレスや睡眠不足等の生活習慣の悪化のためとも考えられているが、いずれも確証は得られていない。
「成長期」というワードが少々気になりましたが、ほか記述事項は、・・ビンゴ!
運動は厳禁とのこと
超稽古に差し障りますので、怖くなって先日病院に行ってまいりました
ひと通り診察くださった多分ボクよりも年下のお医者さんは、「筋肉痛じゃないですか?」とおっしゃいました
「き・・?!いや、でもこれ、咳すると痛いし、今日も朝起き上がれなかったんですよ、痛くて!」
「気胸だったら、痛くて痛くて息も出来ないくらいですよ」
「う・・そこまでじゃないが痛い、です」
「・・一応レントゲン撮ってみますか」
「ぜひお願いします!!」
ボクよりも明らかに緊急性の高いと思われる患者さんたちに混じってレントンゲンを撮り、診察室に戻る道中考えます
もし気胸と診断されたら、あんな体を動かす舞台は無理だ・・
降板?
いや、この2週間の努力を無駄にしたくない!!
でもあの動きは絶対無理だ・・
小池さん(演出)に、まったく動かずにただセリフを立ったまま喋る設定に換えてもらおうか・・?
いやそしたら、あの台本のほぼ全てのト書きを無視することになる・・
やっぱり降板・・?
イヤ今更・・でも、もっとちゃんと踊れる人の方が・・
・・すっかり弱気でネガティブな思考満載になって診察室に戻りましたボクに、先生は、
「肋間神経痛かもしれないですね」
「肋間神経痛・・?」
「気胸ではないです」
「気胸だったら痛くて痛くて息も吸えないくらいですよ」
さっきも聞いた、と思いながら、
「肋間神経痛・・」
「あ、いわゆる筋肉痛みたいなものです」
「ききき、筋肉痛・・?」
「運動不足とか疲労で神経が骨や筋肉にはさまれて痛むんです」
「あ・・急に最近体動かす事してます」
「どんなことを?」
「ああ・・ええと・・ダンス的な事を・・」
「ダンサーさん?」
「いえ、あ、違うんですけど・・ちょっと、まあ・・」
先生はきっと、こいつダンス教室の発表会みたいなことに参加する事になったんだなあこの人、と思っているに違いないと思いながら、
「治療は・・」
と伺いますと、
「ああ、湿布出しておきますよ」
スゴい筋肉痛扱いです
「イヤでもボクの体型は、ザ・ベスト気胸体型だって知り合いが・・」
「ワーストでしょ、それ言うなら」
「あ・・」
強烈な突っ込みと、大量の湿布薬を手に、取りあえず大事でなくて良かったという安心感と、前日「気胸かもしれないから明日病院行ってきます」と重病人ヅラして皆さんに触れ回ったことをどう撤回しようか、稽古場に向かいながら悶々と考えていたのでした
ご心配をおかけして、本当にすみませんでした・・
ちなみに、患部がピキン!と、筋肉痛で、痛んだ瞬間をパシャリ(再現)
・・こんどは整体に行こうと思います
ちなみにちなみに、チケットのご予約は、
こちらから
よろしくお願いいたします!!