先日、体の中を黒く長く細いモノで陵辱されて、インナーマッスルが筋肉痛のなか「Black Swan」を見ました(ビデオで)
「純白の野心は、やがて漆黒の狂気に変わる」と銘打たれたこの作品は、ナタリーポートマン演ずるとある才能はあるが処女で臆病なバレリーナが、「あなたの白鳥は完璧なのに黒鳥を演じる素養がない」と言われていたのですが、いろいろありましてスゲー怖い黒鳥を完璧に演じきるまでのお話です
「あなたの想像は100%覆される」と、これまたご大層に宣伝されていて、「これは映画館で見なければな」と思っていたのですが、・・思っていただけでした
確かに、ストーリー的なことで想像は覆されてそれはそれで面白かったのですが、何より覆されたのは、ナタリーのそのバレリーナっぷり
もともとバレエを子供の頃に習っていたようなのですが、撮影前のたった10ヶ月のトレーニングで、見事な身のこなしを体得しました(ようにみえます・・ボクは専門家ではないので、あくまでも私感です)
ボクがもし同じオファーを受けて、同じようにトレーニングを受けたとしたら、果たして同じようにあそこまで完璧に踊れたであろうか・・?と考えてみましたが、あまりにも愚問だったので、すぐに止めました
ナタリーが黒鳥に変貌してステージに登場した時の顔を模してパシャリ
クォリティはもちろん劣りますが割と捉えてます
さて、黒鳥ナタリーを見ておりましたら、以前見た「善徳女王」のミシルを思い出しました(’11-3/8「ジャックフォーエバー」参照願います)
韓国で3人悪女のひとりとされる悪の権化ミシル
大好きな女優さんコヒョンジョンが扮していたのですが、これがまあ超絶品でございました
最近では、「天国の階段」でチェジウをいじめる意地悪な令嬢役で出ているキムテヒが主役のドラマ「マイプリンセス」で、ある日突然皇室の後継者だと宣告された孤児と思われていた主人公が、皇室らしさを見せるためにミシルの喋り方をまねするというシーンで使われていたり、ヒョンジョンさんが大統領になるドラマがやっていたりして、ボクの中のミシル熱が再燃してまいりました
で、さっそくミシル・・いやヒョンジョンさんが実在する韓国初の女性特別捜査課長を演じている「H,I.T」を大人借りしてきました
また眠れない日が始まります
ちなみに、「Black Swan」の一番の収穫は、落ち目だからおろされたナタリーの前任のプリンシパルを演じたウィノナライダー
その落ち目っぷりが彼女の人生とオーバーラップしているようで、「ワタシ、お金はスゴい持ってるんですけど、これから高級ブティックでスカーフを万引きしてきます」みたいな感じ
マジ惚れますレベルです
ちなみにちなみに、ヒョンジョンさんの大統領になるドラマ
タイトルは、「レディプレジデント〜大物」!
「〜大物」の部分、非常にそそります