大好きな女優さん大地輪子さんと、松竹のデカい女装役者ミドリちゃんが主催されている劇団女王陛下の新作「ピガールの理髪師」を観に行ってまいりました
前作「知りすぎていた男」からはや8ヶ月、今回ももちろん安さ大爆発、歌踊りアリの超場末のバーレスク感ムンムンでした(前回の情報は1/12「安バーレスク!!!」参照願います)
実は、前回公演は、もちろん面白かったのですが、何だかちょっと準備期間が短かったようで、途中冗長に感じます場面があり、残念に感じてしまって、今回もひょっとしたら・・と危惧したのですが、危惧し存の素晴らしいチープさでした!!
前回に続き出演の伊藤真奈美さんがやはり出色のできで、いやあスゴい好きだわあと思いながらニヤニヤ眺めてしまいました
浅草のミステリーイベントのときにご一緒させていただいたコースケ☆ハラスメントくんも、いやあ面白かった
そして何より、大地さん!!
今回はお話の構成上前半は控えめヅラしていたのですが、後半の大団円に向けてどんどんと濃くなって行くメイク
顔の造作をスコンと笑いに替えるミドリちゃんの脚本と演出の素晴らしさもあるのですが、それを越えた大地さんの演技がスンゴイ絶妙で、思わず本当に吹き出してしまいました
その後の大ドンデンの前には、思わずホロリとさせられて、そのあとまた大爆笑
おかげで横隔膜が痛くなってしまいました
チラシには、「17世紀半ば僅か二年で無くなってしまった盛名座の演目の如く、ポップでキッチュでゴージャスな、ミステリータッチ・ミュージカル風コメディ」と銘打たれており、まさにその通りの仕上がりに、実にお腹いっぱいになったのでした
終演後ロビーに出ますと、もう役者が出てきていてお客さまを見送っています
それだけでもちょっと嬉しいのに、さすが女王陛下、皆さん舞台化粧のまま、ケバケバしく立っているのです
これはこれは、もうパシャリしまくりでしょう!とアイフォーンちゃんを起動し、近づけるチャンスをうかがいますが、・・・皆無
グロテスクに輝く彼らの周りには、ブンブンとお客さまがたかってパシャリパシャリしています
ボクもその群れに加わろうと思ったのですが、何だか気後れしてしまいアーンド駐輪場がしまってしまいそうだったので、出てきてしまいました
代わりに、今回も素晴らしいチラシのイラストの人をまねてみました
・・・スゴい失敗作になってしまい、撮り直しをしようと何度か試みているうちに、何だかとてもバカらしくなってしまいまして、最初のパシャリを掲載いたしました