さてさて、
今夏起こります男だけの凄惨な事件、絶好調稽古進行中であります!
いろいろ大変な事はありますが、負けないように頑張ります
お越し下さる全国の名探偵の皆さま、ぜひぜひ、お楽しみにいただけたらと存じます(と、自分にもプレッシャーをば)
本日、稽古場に向かう前、すごい久しぶりに、ボクの定番食でありますトンカツを喰いに行ってまいりました
2週間ぶりに訪れましたお店はお昼ちょっと前で、店員さん間で、嵐の前の静けさ的なムードがムンムンと漂っております
いつも赴きます店舗とは違うお店に行きましたので、新鮮な気持ちで「ヒレカツご飯、キャベツ大盛りで」と注文いたしますと、キャンペーンをおこなっているのでしょう、「本日、通常150円の茶碗蒸しが100円ですがいかがですか?」とセールスしてきます
「結構です」と断わりますと、隣にいらっしゃった妙齢の女子が、「すいません、ご飯お代わりください」と便乗注文してきました
ご飯をお代わりする女子って、どんな風体の方なのか気になりますから、精一杯の横目で観察しますと、いわゆるお代わり女子という感じではなく、極普通の、いや逆にむしろ痩身のホントに普通のかた
すごい勇気があるなあと感心し、台本を開いてセリフをブツブツ繰り繰りいたします
しばらくの後「お待たせいたしました」と品が給仕されます
お腹ペコペコでしたので、油の匂いで涎が溢れます
「ご飯キャベツお味噌汁お代わり自由です」といつもの決まり文句をおっしゃった店員さんが立ち去る時に、隣の女子が「すいません、ご飯お代わりください」と注文しました
え?!2杯目?!
ボクと店員さんが驚いて見ますと、彼女はシラリとした顔で茶碗を掲げています
「かしこまりました」と店員さんが去った後に、また精一杯の横目でテーブルの様子を観察しますと、驚いた事に、メインのトンカツがまだ半分以上残っています
配分がおかしい
自分の喰い方を改めて自己分析しつつ、彼女のお代わりペースと比較してみますと、彼女の肉配分が、ご飯に対して、非常に少ない比率です
ボクであれば、肉ふた口に対しご飯ひと口
ヒレカツ一枚でご飯一杯で充分
むしろご飯を3口くらい残して、お新香とシジミ汁でそれまでの肉臭さを洗い流すくらいなのですが、彼女は肉ひと齧りに対し、ご飯3口は軽くかき込みます
道理でのお代わりベース
まさかとは思っていましたが、そのペース通り、ボクが肉4切れを消化した頃に、彼女は「すいませ〜ん!」と店員さんを呼び、今度は、「ご飯、大盛りでお願いします」と言い放ったのです
見ると、肉はちょうど半分消えています
すごい
見ているだけで食欲が減ってきます
先日、ボクは健康診断を受けてきて、その結果が封書で届いたのですが、そこには、「これ以上体重を落とさないでください。むしろもう少し増やした方がいいです。」と記載されており、健康のために少し太ろうと思っていたのですが、彼女の様子を鑑み、見ているだけでキツイわ・・と、何か別の作戦を立てなければ、と思いました
しかも、彼女の体型から、大食い=太るとは限らない
難しいなあ・・てかほかに作戦って何?などと考えながらノーお代わりで完食し、さあ稽古に行きましょうと席を立とうとしますと、彼女は、「すいません、お味噌汁とキャベツお代わりください」と、肉もご飯も無いのに注文します
え?どういうこと?と届くまで待ってみておりますと、彼女はキャベツを味噌汁にガッと入れて、ズルズルとすすり始めたのです
・・確かに、味は良いかもしれませんが、イヤすごいわあ・・
給仕した店員さんたちも、スゴイなあと思ったのでしょうか、キャベツ+味噌汁を配膳した店員さんが隣のお客さんの新規注文を取った際、「本日、通常150円の茶碗蒸しが100円ですがいかがですか?」と言うべきところ、「本日、通常150円の茶碗蒸しが千円ですがいかがですか?」と仰って、当該客にスゲー怪訝な顔をされていました
高すぎだろ
そのお代わりレディをパシャリ・・なんてやっぱり出来ませんでしたから、自分の食後をば・・
ホントにつまらない写真です